ウエディングプランナーとは
ウエディングプランナーという職業は、一昔前まではあまり世間的に認知されていませんでした。
近頃ではTV番組で密着取材を受けられているプランナーさんがいたりと、いち職業として浸透してきているように感じられますが、それでもまだまだウエディングプランナーの仕事について知られていない部分が多くあるように思います。
ウエディングプランナーとはその名の通り、結婚式のプランニング、プロデュースを行う職業です。
結婚を控えるカップルが結婚式を行うことを決めたときに、結婚式にかかわるあらゆることを相談する相手であり、進行をサポートするのがウェディングプランナーです。
ウエディングプランナーの仕事内容
ウエディングプランナーの仕事は結婚式の企画提案から事前準備、当日の進行など最初から最後までサポートすることです。
ウエディングプランナーは一般的に結婚式場やホテル、ウエディングプロデュース会社などに努めていて、結婚式場の見学に訪れたカップルにヒアリングを行うところから仕事が始まります。
式場を見学しにいらっしゃるカップルはいくつもの会場を見て回っているため、自分の務める式場で結婚式をあげてもらえるよう、魅力的なプランを提案していきます。
めでたく自社の結婚式場で結婚式を挙げてもらえることが決まったら、さっそく準備に入ります。
結婚式を挙げるためにはいくつもの準備と手配が必要になるため、お客様のご要望を吸い上げつつ、日程や予算、式の内容について一緒に検討し組み立てていきます。
また新郎新婦にやっていただかなければならないこともありますので、式の数ヶ月前から計画的に打ち合わせと進捗確認を行い、当日までに全ての準備を終わらせられるよう進行していきます。
ようやく準備が完了し待ちに待った結婚式当日、ウエディングプランナーにとって最も大きな仕事の日です。
手配したものがすべて届いているか、スケジュール通りに問題なく進行できているか常に気を配り続け、各持ち場のスタッフに状況に応じて指示を出していきます。
そうして無事に挙式・披露宴が終わったあとは、後片付けから精算までしっかり済ませ、また次のお客様とのお付き合いが始まっていくのです。
実際には1カップル専属ではなく同時並行で複数のカップルの担当をすることもあるため、自分自身が抱えている仕事の管理もしっかりできなければなりません。
結婚式は新郎新婦が主役の大切なイベントですので、絶対に失敗できないというプレッシャーがのしかかります。
しかしその分、新郎新婦を幸せにするという魅力にも溢れている職業であり、高い人気をほこる職業となっています。